2021/08/15

【2021年最新】キャッシュレス入門


キャッシュレス【入門】

いまコンビニや飲食店を中心にキャッシュレス取引が拡大しています。

「お支払い方法をお選びください」 「ポイントカードはお持ちですか?」こんな音声や店員さんの声掛けは日常のひとコマとして定着しましたよね。

PayPayやdポイントなどを使っている人も多いと思います。おサイフから現金を出す手間がなくなりとても便利になりました。

このページでは入門編として、キャッシュレス取引の仕組みや利用をするにあたり注意すべき点などをまとめました。

注)クレジットカードをつくる前にこちらの記事を御覧ください

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この記事の信憑性

金融機関に15年以上つとめ、積立や資産運用のほか、企業向け融資や住宅ローンなどお金に関することは何でもやってきました。これらに携わってきた金融マンの視点からキャッシュレス時代を生き抜く極意を考えます。

それではキャッシュレスの種類について勉強していきましょう。

キャッシュレスの種類

  • クレジットカード
  • デビットカード
  • 電子マネー・プリペイドカード

クレジットカード 後払い

最も利用者が多いキャッシュレス決済手段です。新しくカードを作るためには勤務先などの情報を開示して審査を受けることになります。
商品やサービスの代金はカード会社が立て替え払いをしてくれます。カード申込とセットで銀行口座を登録し、利用者は月に一度それまでの利用分をまとめてカード会社に口座引落しにより支払います。

デビットカード 同時払い

クレジットカードと同じくカード会社が発行するカード。商品やサービスの代金は登録した銀行口座から即座に引き落とされるしくみで審査は必要ありません。
「クレジットの後払いが嫌い」という人が使うカードですが、ポイント付与などの面でクレジットカードに劣るため利用者はそれほど多くありません。

電子マネー・プリペイドカード 前払い

プリ(事前に)ペイド(支払済)という言葉のとおり、カードやスマートフォンに事前に指定した金額をチャージします。カード発行やアプリダウンロードの際の審査は不要です。
チャージした電子マネーの範囲で代金を支払うことになります。

どうして広がっているの?

キャッシュレス取引が一般化してきた背景には大きく分けて2つの理由があります。

スマートフォンの普及

2021年の国内のスマホ普及率は9割になろうとしています。ここ数年でスマートフォンは日常の決済の手段としても大きな役割を担いはじめました。2種類の決済方法がありますが、QR決済サービスの登場によりスマホ決済は一気に普及しました。

非接触型IC決済 例:Apple Pay、Google Pay、iD、楽天Edy、Quick Pay、Suicaなど
QR(バーコード)決済 例:LINE Pay、PayPay、楽天Pay、au Payなど

PayPayやLine PayなどQRコードの決済方法は現金で払うより便利で、さらにポイントがつくのでうれしいですよね。

新型コロナウィルスの影響

現金の受け渡しがウィルスの橋渡し役になってしまうことを防ぐために、非接触の取引が広がったこともキャッシュレス普及の理由のひとつです。

スマホ Pay払いが便利

いまコンビニ、スーパーや飲食店利用の支払いはスマホPay払いが主流となっています。Pay払いはプリペイド方式が選べるので学生など収入が少ない世代でも使えます。

Line PayはLineを使っているユーザーなら簡単に導入できますし、PayPayは利用代金をソフトバンクのキャリア決済と一緒にできます。Pay払いはテレビCMなどでポイントがたくさん貯まることをアピールしており、その点でもユーザーの好感につながっています。

ポイント利用がしやすい

ポイントが使いやすいのが特徴のひとつです。日常品購入や携帯代金の支払い時、一部のネットショッピング利用時などあらゆる場面で使うことができるので、よほどのことがない限りポイントの失効はありません。クレジットカードと並行してPay払いを行うことで、クレジットカードで現金チャージした時に貯まるポイントと、Pay払いの利用時に貯まるポイントを二重で貯めることができます。

各種ポイントの一括管理ができる

アパレルのお店や雑貨屋さんなんかでお店が独自に設定しているポイントカードを、せっかく作ったのに忘れてしまった経験ってありませんか?

最近はショップ独自のポイントもスマホと連携させることが一般的になってきています。クレジットカードやPASMOやWAONといったポイントカードももちろんスマホでポイント管理が可能です。スマホならおサイフがかさばらない上に、自宅に忘れてきてしまうこともほとんどありません。

スマホを使ったポイント利用や決済が広がっているのは、こうした背景によるところも大きいのです。

キャッシュレスのデメリット

キャッシュレスを利用をするうえで注意すべきデメリットを2つ説明します。

使いすぎが心配

  • クレジットカードは後払いのため、つい使いすぎてしまう心配があります
  • リボ払い(分割)は実質的な借入にあたります。利息の代わりに手数料がかかります

クレジット各社はポイント付与をエサに自動リボ払いを勧めてくる傾向にありますが、個人的にはリボ払いの利用はオススメしません。使いすぎが心配な場合はデビットカードや、事前チャージ型のキャッシュレス取引を利用しましょう。

不正利用が心配

  • クレジットカード記載情報を他人に知られ悪用される可能性があります。
  • 補償内容や補償限度は会社ごとにことなるのでその点も注意が必要です。
  • カードやスマホの紛失、盗難は速やかな利用停止手続きと警察への届け出が必要です。
不正利用のもととなっているインターネット決済では、事前に設定した暗証番号の入力を求める3Dセキュアというシステムも稼働を初めており、カード記載情報のみで高額決済ができないように変わってきています。
ード会社は常に不正利用がないかモニタリングしていて、利用者が気づく前にカード会社から連絡が入るケースもあります。もし身におぼえのない利用履歴に気づいたらこちらからカード会社に連絡をして調査を依頼します。調査結果しだいで請求の取り消しや返金の対応をしてもらえます。

まとめ

キャッシュレス取引は便利でとてもお得です。しかし便利であるがゆえに、とりあつかいには注意が必要です。カードの現物や記載情報の管理に気をつかい、使いすぎないようにこころがけかしこく使うことが肝心です。

とはいえ今後もキャッシュレス化はどんどん進みます。注意点をしっかりと押さえ便利にお得にキャッシュレス決済を利用していきましょう。

このサイトでは各社の商品比較を中心にポイント特典やポイントサイトなどの紹介をしていきます。ぜひこのページを活用していただいて、キャッシュレスをうまく使いこなしましょう。

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