2021/08/15

クレジットカード入会特典を2倍にする方法

クレジットカードの入会特典

実はここ数年、クレジットカードの提供各社はびっくりするほどお得な特典をばらまいています。 楽天カードの5,000ポイントプレゼントのCMを見たことがありませんか?
楽天カードをつくると5,000円分の楽天ポイント(電子マネー)がもらえるというものですね。

楽天ならやりそうなことだ。そんな風に考えてしまいがちですが、この特典はいまdカードやヤフーカードなど他のカードにも広がっているのです。

 《入会特典》

 楽天カード  5,000ポイント
 dカード  6,000ポイント
 ヤフーカード  7,000ポイント(PayPayボーナス)

以下のリンクで入会特典の確認ができます。
 楽天カード dカード ヤフーカード

 なぜポイントがもらえるの?

キャッシュレスの普及が急速に広がっていることが関係しています。市場が拡大しているいまだからこそ、各社が囲いこみのために赤字かくごの入会特典をつけて利用者獲得を競いあっています。

他の会社に取られる前に、もしくは二番手のカードとして自社のカードを作って欲しいわけです。  カードやPay払い決済が可能なお店を増やしたり、利用時の獲得ポイントを増やしたりもしています。利便性や経済性を高めることで自社決済を優先して使ってほしい思惑が見えてきます。

作ってみたらわかりますが、たくさんカードを作ってしまうと、その分管理が大変になります。それでもつい作りたくなるような高額なポイントを設定して入会特典としているのです。

  • 入会特典を2倍にしたい方はモッピーを経由してください

キャッシュレス普及の現状や利用時の注意点については【2021年最新】キャッシュレス入門をご覧ください。

この記事の信憑性

金融機関に15年以上つとめ、積立や資産運用のほか、企業向け融資や住宅ローンなどお金に関することは何でもやってきました。これらに携わってきた金融マンの視点からキャッシュレス時代を生き抜く極意を考えます。

ポイントサイトで更にお得に

クレジットカードを作るときにもらえるポイント特典ですが、モッピーなどの無料ポイントサイトを経由して申込みをすると、ポイントが二重にもらえて更にお得になることをご存知でしょうか。

 ポイントサイトのページからクレジットカードを作るとだいたい数千円から数万円分のポイントが追加でもらえます。ポイントはゆうちょ銀行口座への振込や楽天ポイントなどに手数料なしで交換可能です。 

繰り返しますがカード会社独自の特典との併用が可能です。楽天カードでいえば、5,000円分の楽天ポイントに加えて8,000円分のモッピーポイントがもらえます。
13,000円分のポイントがもらえることになれば、さすがにもう捨て置けません。

前からほしかったJALカードつくってみた

筆者がJALカードを作ったときのモッピーポイント獲得の画像

クリックで拡大

 JALカードならJALマイル2,500マイルと10,000円分のモッピーポイントとなります。7月10日にJALカードを申込して、カードが発行されたことが確認できた7月29日に10,000ポイントが入ってきています。

実は筆者はこのほかにも数ヶ月前に楽天カードをつくっています。しかしその時はまだこのしくみを知らなかったために、楽天カード発行時にもらえる8,000円分のモッピーポイントはもらえていません。

ポイントサイトで特典がもらえる理由

いっけん、不思議であやしく感じるシステムですが、そのからくりは意外と単純です。

クレジットカード会社がポイントサイトに支払った広告料の一部を、現金にかえられるポイントとしてカードをつくった本人がもらえるしくみです。

クレジットカードの発行会社は自社サイトだけで宣伝するより、さらに顧客獲得の成功率があがるのでポイントサイトに広告料を払っているのです。

  1. ポイントサイト利用者のクレジットカード申込件数が増える
  2. クレジット会社からポイントサイトへの広告料支払が増える
  3. ポイントサイトが利用者へ支払うポイントの還元額が増える
  4. 1.にもどる

このサイクルでなりたっています。獲得できるポイントはカードによっては数万円分のものも。カードを作る側としてはそのままクレジット会社のサイトから申込をするよりも、だんぜんお得です。

カードをつくることがすでに決まっている人はモッピーで無料登録をしたうえでサイト経由で申込をすることをオススメします。

余談ですが一般的なアフィリエイトによる広告を経由してクレジットカードを申込をした場合の流れはこうです。「アフィリエイトとかよくわからないよ」という場合は無視してください。

  1. サイト広告からクレジットカード申込がある
  2. クレジット会社からASP会社へ広告料が支払われる
  3. サイ経営者にASPから報酬が支払われる
  4. おわり

おおまかにいうと、ポイントサイトを経由する場合はカード会社から支払われる広告料をポイントサイトと自分でわけあう。アフィリエイト広告からカードを作成した場合はカード会社から支払われる広告料をASP会社とサイト経営者でわけあうといった違いです。

注)アフィリエイト広告に紹介ポイントがついている場合があります。ただしほとんどの場合ポイントサイトによる還元の方が大きくなります。

カードをつくる

  • 入会特典を二重取りしたい方はモッピーを経由してください

実際にカードをつくりポイントを利用して感じたこと

ポイント特典のしくみが複雑

このサイトをつくろうと思ったきっかけはこの一点につきます。

PayPayの便利さやポイントの魅力に負けて、どうせやるなら徹底的にとキャッシュレス生活をはじめました。楽天ポイントから利用をはじめたのですが、導入にあたりもっと良く知っておけば良かったと思うことがしばしばありました。

ポイント特典は「楽天Payアプリをダウンロードして初めて使うとき」とか、「楽天モバイルに初めて切り替えをしたとき」など、クレジットカードの作成のとき以外にも、さまざまな場面でポイントゲットのチャンスがあります。

しかしアカウントを取得しキャンペーンサイトに入った上で、事前に特典バナーをクリックしておかなければポイントが付与されないものが多いのです。

すでに使い始めてしまったサービスに関するものは、あとから特典があったことに気づいてもポイントはもらえません。楽天のサービスについては結構これがありました。

なにか新しい契約をはじめたりアプリを取ったりするときには、とにかく1回ググってみてお得な情報がないか確認することが重要です。
ポイントの付与やキャッシュバックの条件については、どのような場合に適用除外になってしまうのかをきっちりと調べてから実際の契約やダウンロードに進みましょう。

筆者の場合は楽天カードを作るときにポイントサイトの存在自体を知らなかったため、モッピーポイントはもらえませんでした。特典の条件はきほん「初めてカードをつくるとき」です。知っていることが重要なのです。

モッピー経由時の注意点

モッピーは株式会社セレスという会社が運営しています。業歴15年をこえる東証一部上場会社です。気になる方は右上のウィキから調べてみてください。

利用にはメールアドレスをつかった無料登録が必要です。無料とうたっているとおり年会費などはありません。

無料登録後に実際にサイト内の広告ページからクレジットカードを作成するときは、ブラウザのCookieの削除と再起動をおこなってから広告ページにすすんでください。

筆者はJALカードをつくって10,000ポイントをもらいました。ほかにも高額案件はたくさんありますが、実生活において必要を感じていないカードまでつくるつもりはありません。

年会費がかかるカードなどはポイント特典も大きいです。ポイントにつられて必要のないカードを大量につくりすぎたりしないように注意が必要です。

キャッシュレス普及の現状や利用時の注意点については【2021年最新】キャッシュレス入門をご覧ください。

いまキャッシュレスをはじめる理由  

クレジットカード会社はキャッシュレス市場がまだ成熟しきれていない今のうちに、初めてクレジットカードを作る人たちの囲いこみをしたいと考えています。

そのためポイントサイトによる広告にもチカラを入れており、ポイント還元額も加熱ぎみといえる状況まできています。 提供各社独自のポイントにしても、モッピーポイントなどのポイントサイトにしてもキャッシュレス市場が飽和状態に達してしまえば、お得な特典を無くしてしまうことも予想されます。 

最後に

今回は「キャッシュレスをお得にはじめるにはどうしたらいいの?」といった疑問におこたえしました。どうせつくるのなら一番オトクな方法でつくった方がいいですね。

管理ができる範囲で、ぜひいま、キャッシュレス生活をはじめてみましょう。

ラベル:

【2021年最新】キャッシュレス入門


キャッシュレス【入門】

いまコンビニや飲食店を中心にキャッシュレス取引が拡大しています。

「お支払い方法をお選びください」 「ポイントカードはお持ちですか?」こんな音声や店員さんの声掛けは日常のひとコマとして定着しましたよね。

PayPayやdポイントなどを使っている人も多いと思います。おサイフから現金を出す手間がなくなりとても便利になりました。

このページでは入門編として、キャッシュレス取引の仕組みや利用をするにあたり注意すべき点などをまとめました。

注)クレジットカードをつくる前にこちらの記事を御覧ください

  • 入会特典を二重取りしたい方はモッピーを経由してください

この記事の信憑性

金融機関に15年以上つとめ、積立や資産運用のほか、企業向け融資や住宅ローンなどお金に関することは何でもやってきました。これらに携わってきた金融マンの視点からキャッシュレス時代を生き抜く極意を考えます。

それではキャッシュレスの種類について勉強していきましょう。

キャッシュレスの種類

  • クレジットカード
  • デビットカード
  • 電子マネー・プリペイドカード

クレジットカード 後払い

最も利用者が多いキャッシュレス決済手段です。新しくカードを作るためには勤務先などの情報を開示して審査を受けることになります。
商品やサービスの代金はカード会社が立て替え払いをしてくれます。カード申込とセットで銀行口座を登録し、利用者は月に一度それまでの利用分をまとめてカード会社に口座引落しにより支払います。

デビットカード 同時払い

クレジットカードと同じくカード会社が発行するカード。商品やサービスの代金は登録した銀行口座から即座に引き落とされるしくみで審査は必要ありません。
「クレジットの後払いが嫌い」という人が使うカードですが、ポイント付与などの面でクレジットカードに劣るため利用者はそれほど多くありません。

電子マネー・プリペイドカード 前払い

プリ(事前に)ペイド(支払済)という言葉のとおり、カードやスマートフォンに事前に指定した金額をチャージします。カード発行やアプリダウンロードの際の審査は不要です。
チャージした電子マネーの範囲で代金を支払うことになります。

どうして広がっているの?

キャッシュレス取引が一般化してきた背景には大きく分けて2つの理由があります。

スマートフォンの普及

2021年の国内のスマホ普及率は9割になろうとしています。ここ数年でスマートフォンは日常の決済の手段としても大きな役割を担いはじめました。2種類の決済方法がありますが、QR決済サービスの登場によりスマホ決済は一気に普及しました。

非接触型IC決済 例:Apple Pay、Google Pay、iD、楽天Edy、Quick Pay、Suicaなど
QR(バーコード)決済 例:LINE Pay、PayPay、楽天Pay、au Payなど

PayPayやLine PayなどQRコードの決済方法は現金で払うより便利で、さらにポイントがつくのでうれしいですよね。

新型コロナウィルスの影響

現金の受け渡しがウィルスの橋渡し役になってしまうことを防ぐために、非接触の取引が広がったこともキャッシュレス普及の理由のひとつです。

スマホ Pay払いが便利

いまコンビニ、スーパーや飲食店利用の支払いはスマホPay払いが主流となっています。Pay払いはプリペイド方式が選べるので学生など収入が少ない世代でも使えます。

Line PayはLineを使っているユーザーなら簡単に導入できますし、PayPayは利用代金をソフトバンクのキャリア決済と一緒にできます。Pay払いはテレビCMなどでポイントがたくさん貯まることをアピールしており、その点でもユーザーの好感につながっています。

ポイント利用がしやすい

ポイントが使いやすいのが特徴のひとつです。日常品購入や携帯代金の支払い時、一部のネットショッピング利用時などあらゆる場面で使うことができるので、よほどのことがない限りポイントの失効はありません。クレジットカードと並行してPay払いを行うことで、クレジットカードで現金チャージした時に貯まるポイントと、Pay払いの利用時に貯まるポイントを二重で貯めることができます。

各種ポイントの一括管理ができる

アパレルのお店や雑貨屋さんなんかでお店が独自に設定しているポイントカードを、せっかく作ったのに忘れてしまった経験ってありませんか?

最近はショップ独自のポイントもスマホと連携させることが一般的になってきています。クレジットカードやPASMOやWAONといったポイントカードももちろんスマホでポイント管理が可能です。スマホならおサイフがかさばらない上に、自宅に忘れてきてしまうこともほとんどありません。

スマホを使ったポイント利用や決済が広がっているのは、こうした背景によるところも大きいのです。

キャッシュレスのデメリット

キャッシュレスを利用をするうえで注意すべきデメリットを2つ説明します。

使いすぎが心配

  • クレジットカードは後払いのため、つい使いすぎてしまう心配があります
  • リボ払い(分割)は実質的な借入にあたります。利息の代わりに手数料がかかります

クレジット各社はポイント付与をエサに自動リボ払いを勧めてくる傾向にありますが、個人的にはリボ払いの利用はオススメしません。使いすぎが心配な場合はデビットカードや、事前チャージ型のキャッシュレス取引を利用しましょう。

不正利用が心配

  • クレジットカード記載情報を他人に知られ悪用される可能性があります。
  • 補償内容や補償限度は会社ごとにことなるのでその点も注意が必要です。
  • カードやスマホの紛失、盗難は速やかな利用停止手続きと警察への届け出が必要です。
不正利用のもととなっているインターネット決済では、事前に設定した暗証番号の入力を求める3Dセキュアというシステムも稼働を初めており、カード記載情報のみで高額決済ができないように変わってきています。
ード会社は常に不正利用がないかモニタリングしていて、利用者が気づく前にカード会社から連絡が入るケースもあります。もし身におぼえのない利用履歴に気づいたらこちらからカード会社に連絡をして調査を依頼します。調査結果しだいで請求の取り消しや返金の対応をしてもらえます。

まとめ

キャッシュレス取引は便利でとてもお得です。しかし便利であるがゆえに、とりあつかいには注意が必要です。カードの現物や記載情報の管理に気をつかい、使いすぎないようにこころがけかしこく使うことが肝心です。

とはいえ今後もキャッシュレス化はどんどん進みます。注意点をしっかりと押さえ便利にお得にキャッシュレス決済を利用していきましょう。

このサイトでは各社の商品比較を中心にポイント特典やポイントサイトなどの紹介をしていきます。ぜひこのページを活用していただいて、キャッシュレスをうまく使いこなしましょう。

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